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井山名人、師弟で囲碁ジャーナリストクラブ賞受賞 [ニュース]

井山裕太名人が師匠の石井邦生九段とともに本年度のジャーナリストクラブ賞に選ばれました。
asahi.com(朝日新聞社):井山名人、師弟で受賞 囲碁ジャーナリストクラブ賞

この「ジャーナリストクラブ賞」とは、囲碁担当記者が今年の活躍者を選ぶもので、いわば「囲碁界のMVP」とでも例えればいいでしょうか。

井山名人は二年連続の受賞。もちろん最年少での名人位獲得が評価されたものです。二年連続は異例ですが、順当なところでしょう。

また、複数人の同時受賞は01年の「ヒカルの碁」関連で3人(ほったゆみ、小畑健、梅沢由香里)、04年の2人(張栩、小林泉美夫妻)に続き三例目です。

言われてみればどれも納得のコンビばかりですね。

さて今回の受賞ですが、井山名人は当然として、なぜ石井九段とのダブル受賞なのか?

それは二人の師弟関係を考えれば分かると思います。石井九段が6歳の井山少年と出会い、その才能に驚いて弟子入りを認めてからの師弟対局はインターネットなどで千局を超えるといいます。

「師匠との対局は入門時の一局だけ」なんて古臭いことを持ち出すつもりはありませんが、これほど対局を重ねた例はあいにく知りません。

その師匠の立場から綴った記録が出版されていますので、是非お読みください。石井九段の愛情あふれる指導が井山名人と言う大輪を開花させたことが良く分かります。お勧めの本です。



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