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碁会所と将棋道場 [日記]

今回は「碁会所と将棋道場」とのお題にしましたが、単なる思い付きで、そう大してネタがあるわけでもありません。そろそろ行き詰ってきた感じがありますね、このブログも。

この二つは何が違うかって言っても、名前と対象ゲームが違うだけで、本質的には何も変わりはありません。入場料を払って相手見つけてもらって対局して時には雑談を交えたりしながら時間をつぶすというただそれだけのところです。

ただ、一般人のイメージの方はかなり差があるかもしれません。将棋道場のほうはもうもうたるタバコの煙の中で得体の知れない海千山千の賭け将棋師がカモの来るのをじっと待っているという抜きがたいイメージ(通天閣の「王将」ですな)がありますが、碁会所のほうはイメージも何もそんな言葉は初めて聞くという人ばかりでしょう。

このように、あまり存在感のない碁会所ですが、実は駅前の雑居ビルの一室などに結構な確率で発見することができます。詳しい数字は出せませんが(と言うかそもそも日本棋院も将棋連盟も数を把握していないでしょう)、街を歩いた印象ではむしろ将棋道場の数よりも多い気がします。

囲碁人口の方が将棋人口よりも明らかに少ないことを考えれば、碁会所はなかなか頑張っていると言うことができるでしょう。

ただ将棋よりイメージが良いだの頑張っているだのと言っても、それはしょせん五十歩百歩。どちらも年々衰退の道をたどっていることに変わりはありません。

若い世代の囲碁・将棋人口の減少、ネット対局の普及、人と直接触れ合うことを嫌う風潮、余暇時間の減少など、課題は共通しています。

面と向かっての対局の方が得るものは多いと思うのですが、いかんせん時代の波なのでしょう。ちょっと打開策は思いつきませんね。さびしいですが仕方がないのかもしれません。自分自身も長いこと行ってないのだから偉そうなことも言えませんし。
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